黒飴は、黒砂糖やカラメル色素を使用した黒色の飴。

のど飴類に含まれる。

和歌山県を代表する観光土産

那智黒 (なちぐろ)とは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町周辺で販売されている名物の黒飴のことである。製造・販売元である那智黒総本舗の本社・工場は東牟婁郡太地町に所在する。和歌山県を代表する観光土産でもあり、高野山等の門前町でも店先で良く並んでいる。値段も手頃で嵩張らない為、参詣土産として全国の信徒や来訪者が購入する事が多い。
また、和歌山県推薦優良土産品に指定されている。

わかるかなぁ、わっかんねぇだろぉなぁ。

「黒あめ那智黒」の商品名で、株式会社那智黒総本舗が製造している。熊野の特産である那智黒石で作られた碁石にちなんだお菓子として生み出された。近畿地方[1]では1972年(昭和47年)から1983年(昭和58年)頃までCMが放映されており(思い出のテレビCM)、老婆と黒人がゴーゴーを踊るというインパクトの強さからCMソングを覚えている関西人は多い。
松鶴家千とせが最後に言う「わかるかなぁ、わっかんねぇだろぉなぁ。」のセリフも非常に有名であり、当時マネするファンも数多くいた。
「キン肉マン」のキャラクターナチグロンはここからヒントを得て作られた。

同CMは東海地方でもオンエアされており、関西に劣らず高い知名度がある

那智黒総本舗へのリンク那智黒総本舗

大豆を加えた商品もある。

テレビコマーシャル

安岡 力也(やすおか りきや)は2001年、春日井製菓のコマーシャルで「黒飴マン」に扮した。

中野勇士(なかの ゆうし 1991年11月8日 - )は、東京都出身の子役タレント。テアトルアカデミー所属。

高木 ブー(たかぎ ブー、1933年3月8日 - )は、2代目黒あめマンに扮して出演。高木が演奏するウクレレのサビの部分が流れている。

氷川 きよし(ひかわ きよし、1977年9月6日 - )は、春日井製菓・黒あめのコマーシャルに出演している。

黒あめに力を入れる春日井製菓

春日井製菓株式会社(かすがいせいか)は、愛知県名古屋市西区に本社を置く日本の菓子メーカーである。
キャンディ、豆菓子、チョコレートなどを製造・販売している。「グリーン豆」や「いかピーナ」、「ゼリービンズ」、「ニッキ飴」、「ハッカ飴」、「黒あめ」などはロングセラー商品として有名。1960年代には「シトロンソーダ」で一世を風靡した(現在は製造中止)。

春日井製菓へのリンク春日井製菓

「沖縄」の名称が付いたものも多い。

各社の状況

ノーベル製菓株式会社( - せいか)は大阪府大阪市生野区に本社を持つ製菓会社。のど飴の製造で知られる。UHA味覚糖、扇雀飴本舗と共に大阪に本拠を構える飴菓子のトップメーカーの一つである。のど黒飴(TVCM:瀬川瑛子、トドクロちゃん)。瀬川瑛子と「トドクロちゃん」がキャラクターを務める「のど黒飴」は1997年に発売されたが、CMは発売から6年後の2003年から始まった。

ノーベル製菓へのリンクノーベル製菓

黒糖焼酎黒飴を製造している味覚糖株式会社(みかくとう)は、大阪府大阪市中央区神崎町に本社を置く食品製造企業である。主としてキャンディを中心に製造しているが、現在ではソフトキャンディや、グミキャンディの割合が高くなっている。また「おさつどきっ」に代表されるように一部スナック菓子も製造している。
かつて社名に存在していた、遊波をローマ字にした「UHA」は「ユニーク・ヒューマン・アドベンチャー」の略である。
コーポレート・メッセージは「おいしさは、やさしさ」

味覚糖へのリンク味覚糖

沖縄黒飴を製造しているカバヤ食品株式会社(カバヤしょくひん、Kabaya Foods Corporation)は、岡山県岡山市に本社を置く日本の菓子メーカー。
1946年創業。終戦間もない頃、岡山駅前の喫茶店の店舗裏で菓子製造を始めたのが会社の起源だという。社名の「カバヤ」の由来は、戦後間もない頃創業されたことから、平和を愛し、おとなしい動物である[1]というイメージを持つカバから採った。
第二次世界大戦後、甘味不足に喘ぐ子供のために『夢と希望』の精神を守りながら菓子作り一筋に歩んできた。現在は、日本を代表する製菓会社のひとつである。

カバヤ食品へのリンクカバヤ食品

黒柳徹子と黒あめ

黒柳 徹子(くろやなぎ てつこ、1933年8月9日 - )は、2006年5月5日放送(ゲスト:ゴリエことゴリ)の回で、ときおり頭部に黒飴や煎餅を隠して(収納して)いると語った。2008年8月25日放送(ゲスト:青山テルマ)の回では、青山が友人からの質問として、本当に頭部にお菓子を隠しているのかと聞いたところ、実際に後頭部から飴玉を出して見せた。ただし、これは黒柳自身が考えた「ネタ」である可能性が強い。